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執筆者の写真CONCEPT SPACE

OUT OF SILENCE [= PAINTINGs MURAKAMI TOMOHARU

更新日:2020年4月3日

OUT OF SILENCE [= PAINTINGs

MURAKAMI TOMOHARU

11, APR. - 3, MAY. 2020

CONCEPT SPACE

CONCEPT SPACE/R2

309-8, ISHIHARA, SHIBUKAWA,

GUNMA, 377-0007, JAPAN


各位


 このたび、CONCEPT SPACEでは、201回目の企画として「静けさの中から[=絵画 村上 友晴 展」を開催する運びとなりました。

村上 友晴氏は、日本屈指の画家のなかで孤高の存在です。1960年代の”日本画”から発表活動を開始し、その後の10年間の熟慮期からの再始動によって、すでに到達したかに見える寡黙な制作スタイルとその一連の絵画は、時代推移の差異もなく一貫した不動の独自性と強靭さを持っているようです。

それは、すでに ”絵画する” と言うより、まごうかたなきストイシズムの極みにも似て、”祈り” と称しても過言ではありません。時流やスタイルに背を向けるように、または現代の絵画が ”何を描くのか” に躍起になっている時代背景のなかでも、”どのように描くか” に拘り、絵画の普遍性に到達した[至福の絵画]を創造した稀有な存在者に違いありません。

今回のCONCEPT SPACEとCONCEPT SPACE/R2の2つの部屋には、”ここのつ(9)の祈り” が展示されます。油画とドローイングの妙技のそれは、静寂の表面手法に支配されています。

” 静けさの中から ”。

私達は絵画の絵画たる所以と、大和絵に観る日本独自の絵画の平衡視と極平面を、あらためて見識されるに違いありません。

村上 友晴氏の創造する”祈り”は、一方では私たちが絵画領域やその可能性について疑問や再考察することも、無意味だと示唆しているのかもしれません。

” 作品そのもの ”。

”観ると言う行為”は、網膜に映る光学的な現象に違いないはずです。

実際の眼前にある”絵画”から ”それ” を感じることを、信じたいと切に願いやみません。


皆様のご予約を心よりお待ち申し上げます。


CONCEPT SPACE



展覧会 :  村上 友晴


タイトル:  静けさの中から[=絵画  (シリーズ:Vol 4)


会期:    2020年4月11日(火)〜 5月2日(土)

       1:00pm 〜 5:00pm(毎週 金・土・日の開場)

      *ご高覧には、ご鑑賞前日までにE-mailにてお申し込みください。


会場:    CONCEPT SPACE  CONCEPT SPACE/R2

       377-0007 群馬県渋川市石原309−8

      (JR渋川駅・徒歩約10分/高速道路:渋川伊香保インター下車渋川市街方面

       約10分)


       E-mail: hukuda3323@ybb.ne.jp

Tel: +81(0)90-8582-0414

Fax: +81(0)279-24-5252




協力:    ギャラリーシマダ (山口)



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