EXHIBITION

YUKA MIYAZAKI / 宮﨑優花

[traces]

このたびAISでは、美術家を目指す10代から20代の若者の視点を探る シリーズ:「芽の眼」を発足し、第4回目の展覧会を開催する運びとなりました。

「芽の眼」は、高校生から美術系大学生と卒業した30歳未満までの若い作家志望者の未熟が故に斬新な美術の観方や美術の在り方の模索と現況を出来るだけそのまま伝達したいと発案されました。

第4回の展覧会として、下記の要領で「宮﨑優花 [traces]」展を開催致します。1990年生まれの視点がとらえた、木製灰汁を膠によって多重層したモノクローム絵画の最新作品を展示致します。F4号大〜F30号、F100号の大作まで、彼女の独自の手法によって本年3月の3331アート千代田で開催された「アートフェア2018」でも大きな評価がありました。若い伊吹を感じる多様な絵画の表層をご覧いただけます。次代を担う新しい表現と可能性をお感じいただければ幸いです。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。よろしくお願い申し上げます。

AIS GALLERY

講評:

不特定の壁面に整然と存在する色の矩形。あまりにひっそりと空間にとけ込み、まるで観ることさえ拒んでいる様です。リネンに、または綿布に染み込む灰汁の重層に、まるで色を染めた”タトゥー”とも思えるような“厚手の平面”は、緑青色にも見えるマットな色によっても物性感を醸し出しています。剥落を意味する予定不調和のクラッグの入った灰汁表面は、不規則な関係で私達に対峙していますが、その絵画としてのテキストに目をやると、それは「絵画の演習」あるいは「実験する絵画」なのかも知れません 。通常それらの矩形が壁面にあった時、いっそうの矩形と矩形に 広がる”間”が、ストイシズムにも似た日本的静寂を提供してくれます。表現する事を積極的に拒んでいるようにも見える行為の集合体は、美術を観るというあまりにあたりまえなことについて、私たちに疑問符をなげかてくれているようです。“そこにあるものが絵画である” と認知するのか、自らの絵画の認識に照らし合わせての判断なのかと、若手の台頭するアートシーンのなかで、時流に無縁な不屈な存在感を醸す若いアーティストのひとりです。

3331 アートフェア 2018

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会期

2018年8月11日(土) ー 8月18日(土)|11,AUG. - 18,AUG. 2018

1:00pm 〜 6:00pm (会期無休・無料)

会場

AIS Gallery(田中アートプログラム1F)

377-0008 群馬県渋川市渋川1763−12

(JR上越線渋川駅下車徒歩約10分/渋川市役所真北)

AIS Gallery

1763−12,ISHIHARA,SHIBUKAWA,

GUNMA,377-0008,JAPN

問合せ

CONCEPT SPACE

Tel. 090-8582-0414/ Fax. 0279-24-5252

e-mail.hukuda3323@ybb.ne.jp

〒370-0007

群馬県渋川市石原309-8

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